種子札木簡(タネフダモッカン)
青谷横木(アオヤヨコギ)遺跡(鳥取市青谷町)で出土した奈良時代から平安時代までに廃棄された木簡に「自此一段嶋北古」という文字が書かれたものがありました。  「嶋北古」は他の遺跡の木簡出土例からみて稲の品種であることが分かります。また、墨で書かれた文字の部分が浮き出ていることから、屋外で長時間太陽光線にさらされていた木簡であるといえます。  これらのことから、この木簡は、「これより1段の水田は『嶋北古』という品種を植えています。」ということを示すために、水田の一角に田植えから稲刈りまでの間立てられていたものであると考えられます。