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龍巻き神事

基本情報

項目 内容
所蔵館 鳥取県立博物館
管理ID 14405
行事名 龍巻き神事
行事名カナ タツマキシンジ
行事日 12月3日
所在地 境港市渡町
行事概要 旧暦10月は神無月といわれ全国の神々が出雲に参集されるため、かわって地域を護る神として竜神を勧請したのが、日御崎神社宮司・門脇正雄であった。各地に伝わる「申し上げ祭」と同じく豊作を感謝する祭である。この日、この年の講員は早朝から地区の会館に集まり、新藁で7メートルの龍を作り、日御崎神社境内の神木に、頭を下にして巻き上げ、龍が天下った様を具現する。巻き終ると講員全員が龍の前で神事を行ない、直会の席で来年の講当り14人を決めて、神事を終る。昭和25年頃までは渡村を上部落・下部落に分けて、それぞれ交替で神事が行なわれていたが、昭和31年から日御崎神を囲む3区・4区・6区の3地区で取り行なわれるようになっていった。講員は1月~12月担当12名。講当りは祭の日割当てられる。
動画URL https://aa-tottori-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&contents_title=museum_aki11_b