資料詳細

頭開き

基本情報

項目 内容
所蔵館 鳥取県立博物館
管理ID 11702
行事名 頭開き
行事名カナ トウビラキ
行事日 1月10日
所在地 東伯郡琴浦町別宮
行事概要 頭田(当田)とは、別宮に伝わる共有田のことで、その耕作権者(頭元)を転法輪寺で決める儀式が頭開きである。地区の絵図にも「西トフ田」、「東トフ田」と記された共有水田(昭和60年までは酒田と併せて三区画あったが、土地改良基盤整備事業により二区画となった)がある。耕作権者は頭田の収穫のうちから、その年の積立金(年貢租)を納め、頭開きの経費(酒、料理代)を負担した残りが作者の収入となる。
毎年1月10日、前年の耕作者2名は頭田の耕作権者(18戸の組員)に頭開きを召集して、作柄等を報告し、朝食と小宴をもつ。朝食が終ると、住職は十六善神画像、大黒天像を祀って、その年の耕作者をおみくじによって指定する。
耕作権者が決まると、全員で大黒天に新しい年の豊作と家内安全の祈願をして、頭渡しを行う。これは、前年の耕作者(頭元)から新頭元へ引き継ぐ行事で、新旧の頭元が対面し、組員はその周りを円陣に囲んで座る。まず旧頭元が、茶碗酒を飲み干し、新頭元に茶碗を渡して酒を茶碗一杯に注ぐ。新頭元がその酒を飲み干すと頭が渡ったという。この時の料理は大根六角切と豆腐一丁に醤油をかけたさっぱりしたものである。
動画URL https://aa-tottori-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&contents_title=museum_syougatsu13_b