資料詳細
基本情報
項目 | 内容 |
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所蔵館 | 鳥取県立博物館 |
管理ID | 07002 |
行事名 | 地蔵講 |
行事名カナ | ジゾウコウ |
行事日 | 8月23・24日 |
所在地 | 八頭郡若桜町若桜 |
行事概要 | 8月23日から24日にかけて行う。7才から3才までの子供(小学生)の手で祭る。以前は子供だけで祭っていたが、今では高学年の子供の親も参加している。23日の夕方までに地蔵尊を水洗いし周囲も清掃する。燈篭や提灯に火を灯し、線香やローソクを供える。前に敷き物を敷き、これに町内の子供が座って念仏鉦をたたき調子を合わせて「なんまいだーぶつ、なんまいだ」と繰り返し唱える。翌24日には拝みあげをし、後始末をして終わる。供え物・賽銭などは子供たちで配分する。費用は自治会(公民館費)が負担したり、各戸毎に賽銭を集めたりしてまかなう。以前は24日に拝みあげをし、供花・供え物等で不要の物は麦藁と一緒に河原で焼いていた(火を焚いて流し、「万燈」といっていた)。また、資金集めとして5月頃から念仏鉦を叩きながら「○○町はづれのお地蔵さんの灯明銭の建立、なーむあみだーぶつ」と唱えながら托鉢をしていた。一方では「南無地蔵菩薩」の幟を立てて在郷の村(三倉・赤松等)に同じ唱をして歩くと大麦を施されたりしていた。 |