資料詳細

節分、年越し、神様の正月

基本情報

項目 内容
所蔵館 鳥取県立博物館
管理ID 03905
行事名 節分、年越し、神様の正月
行事名カナ セツブン、トシコシ、カミサマノショウガツ
行事日 立春の前日(二十四節気)
所在地 鳥取市佐治町古市他
行事概要 この日夕食には米の飯を炊き、特別な料理を作って神様に供え、食事とした。夕方までに山から榧の枝を採っておき、小枝の先端を尖らせて田作りの頭を刺しておいた。これを夕飯を炊くとき、囲炉裏の火のぐるりに差し立て焙った。その1本ずつを家の出入口全部に挿して魔除けとした。「えご挿し」、「あいた、あくさ」といった。また囲炉裏の火に榧の枝の葉をくべて害虫の口焼き、虫除けのまじないとした。蚊の口、毛虫の口、マムシの口のようにである。また、大豆を煎って、夜になってから家内各所に豆撒きをした。「福は内、鬼は外」と言った。豆は一升升に入れて持ち歩いた。豆撒きの豆を福豆と言い、各人年齢より一個多く食べる習慣があった。翌日が立春であり、来年の分もというわけである。
節分は家族全員揃って祝うように努めた。外泊すると片年と言って禁じた。また夜なべを禁じた。これを犯すと、「稲が茅になる」といい、守った。