資料詳細
基本情報
項目 | 内容 |
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所蔵館 | 鳥取県立公文書館 |
管理ID | 0000017 |
資料群名 | 永楽堂(喜多村写真館)にて撮影写真 |
年代 | 明治15年~(明治36年) |
西暦 | 1882~1903 |
概要 | 写真師・喜多村勘四郎(きたむら かんしろう、1849~1903)が撮影したと推定される写真群。 |
解説 | 喜多村勘四郎は、写真が普及し始めた明治10年代、鳥取市内に写真館「永楽堂」(後には「喜多村写真館」とも称した)を開業し、親子二代にわたって続く写真館の基礎を築いた。 勘四郎は鳥取藩士の家に生まれた士族であったが、いつ、どこで写真術を習得したかは明らかではない。大正期の地元紙『鳥取新報』の記事で、明治12年に解体された鳥取城三階櫓を解体前に撮影した人物として紹介されているが、それを裏付ける一次史料は残っていない。 本写真群は、明治15年から30年代前半にかけて撮影された写真7点である。被写体の服装や撮影場の調度品から時代の変遷をうかがうことができる。 鳥取市では昭和18年の鳥取大震災、同27年の鳥取大火により、写真を含む多くの史料が失われていることからも、本写真群は貴重な史料であるといえる。 |
写真点数 | 7点 |
整理状況 | 整理済 |
公開状況 | 公開 |
媒体種別 | 紙焼き、ガラス板 |
注記 | 『鳥取県立公文書館研究紀要』第11号「明治の写真師 喜多村勘四郎・留蔵―史料にみる永楽堂と写真作例―」に紹介。 |