資料詳細

鳥取大火(田賀久治撮影)

基本情報

項目 内容
所蔵館 鳥取県立公文書館
管理ID 0000016
資料群名 鳥取大火(田賀久治撮影)
年代 昭和27年~昭和27年
西暦 1952
概要 写真家・田賀久治(たが ひさじ、1918~1981)が撮影した鳥取大火(昭和27<1952>年4月17日発生)の写真群。
解説  気高郡大正村徳尾(現 鳥取市徳尾)の自宅で写真館を営んでいた田賀久治は、鳥取大火の発生直後から、市内の様子を撮影して回り、鎮火後も焼け野原となった市街地や被災者をフィルムに収めた。
 田賀は、「リアリズム写真」の提唱者である土門拳(どもん けん1909~1990)に師事。鳥取砂丘の四季折々の姿をとらえた写真は高く評価され、「砂丘の田賀」と呼ばれた。
 本写真群は大火の記録写真としても重要であるが、大火に遭遇した人々の一瞬の表情や行動を捉えた田賀の写真は、被災者が抱いた不安や悲しみ、喪失感を表現している。大火の惨禍を現代に伝える貴重な史料群である。
写真点数 58
整理状況 整理済
公開状況 公開
媒体種別 アルバム、紙焼き、フィルム
注記 個別写真のタイトルは、整理者が付与した。